2026年9月29日(火)に当協会主催イベント「TRPG 初心者 で遊ぼう! – のびのびTRPG 、のびのびTRPG ザ・ホラー」を実施いたしましたので、ご報告いたします。私たち日本イノベーション協会では、コンテンツの研究と創造を目的に、定期的に研修プログラムやゲーム体験会を実施しています。これらの活動を通じて、参加者の学びを深め、新たなイノベーションの可能性を追求しています。
今回は、「TRPG」をテーマに、Role(役割)をPlaying(演じる、なりきって取り組む)ことの意味や、どうやったら上手に役割を演じることができるのか、その意味や効果について考察していきたいと思います。
その前に、今回は、TRPGについて、簡単に説明からスタートします。ここでAIの登場
「TRPGについて、何も知らない人にわかりやすく説明してください」
「もちろんです。TRPGは、**「みんなで物語をつくる、会話型のゲーム」**と考えると、一番わかりやすいです。
TRPGとは?
**TRPG = Tabletop Role-Playing Game(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)**の略です。
ゲーム機のRPGでは、コンピューターが「ゲームの世界」を動かしてくれますよね。
TRPGでは、コンピューターの代わりに人間がゲームの世界を動かします。
たとえば、こんな感じです。
ゲームマスター(進行役)
「あなたたちは古い城の前にいます。扉には鍵がかかっています。」
プレイヤーA
「扉を調べます。」
ゲームマスター
「よく見ると、鍵穴の横に小さな文字が刻まれています。」
プレイヤーB
「僕は周りを見回して、誰かいないか確認します。」
ゲームマスター
「では、周囲を確認するためにサイコロを振ってください。」
プレイヤーB
「……6!」
ゲームマスター
「すると、城の裏手に人影が見えます。」
こんなふうに、「自分だったらどうする?」を考えて、会話しながら物語を進めていきます。
普通のゲームとの違い
普通のゲームでは、
ゲームが用意した選択肢の中から選ぶ
ことが多いですよね。
たとえば、
① 戦う
② 逃げる
③ アイテムを使う
TRPGでは、もっと自由です。
「戦うのではなく、敵と交渉します」
「敵のふりをして中に入ります」
「そもそも、この城を買い取れないか交渉します」
……なんてこともできます。
もちろん、何でも成功するわけではありません。
「その行動が成功するか」を、サイコロを振ったり、キャラクターの能力値を使ったりして決めます。
では、何が「ゲーム」なの?
ここがTRPGの面白いところです。
TRPGには基本的に、
- プレイヤー:自分が演じるキャラクターを動かす
- ゲームマスター(GM):世界や登場人物を動かす
- ルール:行動が成功するかなどを判定する
- サイコロ:結果を決める
- 物語:みんなで作っていく
という要素があります。
つまり、
「演劇」+「ゲーム」+「物語づくり」
を組み合わせたようなものです。
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これは、便利だ…もう一つ質問して
「これから遊ぶ「のびのびRPG」という市販されているゲームについて、わかりやすく教えてください」
「「のびのびTRPG」は、みんなで一つの冒険物語を作って遊ぶカードゲームです。
- それぞれが冒険者になり、キャラクターを決める
- 順番にカードをめくり、起こった出来事に対して「自分ならどうする?」を考える
- サイコロを振って、行動の成功・失敗を決める
- みんなで会話しながら、物語を自由に展開させていく
- 最後にクライマックスを迎え、冒険の結末を作って終了
勝ち負けよりも、「みんなで面白い物語を作る」ことを楽しむゲームです。」
とのことです。それでは、今日も楽しくゲームしていきましょう!
まずは、本家本元の「のびのびTRPG」からスタートです。箱を空けて、好きな職業を選んで、ゲーム開始です!今回は、王族、僧侶、忍者、魔術師で、いざ、出発!さぁ、がんばろう!ちなみに、私は魔術師です。




基本的なルールは簡単で、ゲームマスターのカードを持っている人がシナリオを読む。その左隣の人がPC(プレイキャラクター)として、場に合わせて演じる。うまくいくと「光カード」、失敗すると「闇カード」。終わったら隣の人へ。ということで、特定のゲームマスターはおらず、順番にカードを引きながら話が進んでいきます。3周終わったら終了して、エンディングのイベントカードを引いて、全員でそのカードのイベントに挑みます。最後、勝ったらみんなの勝ちです。
話は↓こんな感じで進みます。今回は、落石!→俺には夢がある→謎の病→パン売りの少女→推理ショー→挫折→いわれなき汚名→迷宮の中→薬草摘みの少女→人狼→屈強な男衆→落とし穴→黒幕 なんという… 魅力的な話… 。あっちゃこっちゃ話は行きましたが、楽しかったです。そして、それぞれのキャラクターにいろいろな属性がついていきます。姫を連れた女好きの忍者とか、商人を連れた選ばれしものの商人とか、ねこみみの僧侶、片思いしている王族とか。





最後は、負けましたが、ゲームの進め方はよくわかりました。なるほど。遊びやすいなと。少しゲームに徹した感じがあったので、できるだけロールをプレイするのをやりたいなということで、続いては、「のびのびTRPG ザ・ホラー」です。このゲームは、「のびのびTRPG」が好評でできたいろいろなバージョン(スチームパンクとか他にもたくさん)のうちの一つです。ゲームの様子は↓こんな感じです。個人的には最初の導入(イントロダクション)が用意されているのがとてもよかったです。最初の導入は大事ですからね。ストーリーに入りやすい。さて、今回は、どんなお話になるか…。







今回は、巫女、フリーター、探偵、アイドルのパーティーでデスゲームに巻き込まれます。オカルト好きで猫を頭に乗せたフリーター、追われている探偵、江戸から来たショットガンを持ったアイドル、霊感のない巫女など、なかなかよい感じのキャラクターで、最後のクライマックスまで走り抜けました。ちなみに、今回のストーリーはこんな感じでした
↓↓
デスゲーム→13個ある→日記→怪談→突然の訪問者→襲撃!→浮かび上がった記憶→水場の牙→あの闇の彼方に→悪夢→イベント会場→忍者 クライマックス:黒幕。
今回の感想や気づきは、以下の通りです(備忘録的に)
- 初心者向けTRPGとして人気のある理由はよく理解できた。ゲームマスターが話をコントロールしているわけではなく、自動的にシステムとして話が進むので取り組みやすいと思った。自動的に終わるのもありがたい
- その分、どうしても話が、「切れてしまいがち」ではあるので、全体として、ロールプレイングゲームをやった / 演じきったおもしろさは少なくなるのかもしれない
- キャラクターもシンプルなものから徐々に属性が付加されていくのは個人的にはおもしろかったし、自分としては、これくら(3つ)が記憶の限界に近い。本格的なパラメーター設定が好きな人には物足りないかもしれないが、自分としては十分だと感じる
- PCが指定されるので、自分としては「今は自分が演じるとき」というのがわかりやすく取り組みやすかったが、「ごっこ遊び」的にみんなで演じる楽しさは少ないのかもしれない
- シナリオの枚数も相当あるので、毎回、違うストーリニーになるのも個人的には好きだった
- 最初の「のびのびTRPG」と「TRPG ザ・ホラー」の両方を遊んで、しっかりとアップデートされているので少し感動した。導入(イントロダクション)があったり、「ホラー」という世界観を入れたことである程度、話にまとまりを持たせることができたりと、遊びやすくなっている点が印象的だった。基本的なシステムはそのままでこうやってゲームは進化していくのかと感心した(素人目線で失礼します)
- 個人的には、以下のような観点から、研修への応用がしやすいのではないかと考えています。一度、AIと議論して作ってみようかな。例えば、営業研修なんかを想定 or 1日の仕事の進方を想定しておくとよいかなと思いました
- 最初の設定、複数のイベント(起きること)からストーリーがある、最後にクリアすべきイベントがある
- ある程度のバリエーションを用意しておいて、上手にロール(役割)をプレイ(演じる)ことで、なんらかの属性が見についていく
- 全員が同じように遊べて、何度遊んでも異なるストーリーが作れる
- 時間もある程度の範囲で終われるように調整できている
- 書いてみると当たり前のことばかりですが、結構、「ピンときている」ので、時間を見つけて、AIと作ってみようかな。営業 or 新入社員の1日、みたいなテーマでやってみたらおもしろいのではないか。インバスケットと役者さんが入るロールプレイの間みたいなのを短時間でできるようなものができるのではないか
ということで、今回は「TRPG」をテーマに、「のびのびTRPG」、「のびのびTRPG ザ・ホラー」の2つを遊びました。実は今回は、個人的にものすごくおもしろかったので、本当に教材開発をしてみようと思います。さて、どうなるか… 上手に演じることができるような仕組み作りがカギですね。
私たち日本イノベーション協会 コンテンツ研究部ボードゲーム班では、今後も定期的にコンテンツ体験会を開催していきます。研修プログラムの体験会や本格的なボードゲーム、ビジネスに役立つシミュレーションゲームまで、幅広く楽しめる内容を提供していく予定です。次回の開催もぜひお楽しみに!ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
イベントの詳細についてお知りになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一般社団法人日本イノベーション協会
代表理事
岩田徹
