イベント実施のご報告:コンテンツ勉強会 – 『ボードゲーム「枯山水」』

2025年9月24日(水)に当協会主催イベント「コンテンツ勉強会 – 『ボードゲーム「枯山水」』を実施いたしましたので、ご報告いたします。

私たち日本イノベーション協会では、コンテンツの研究と創造を目的に、定期的に研修プログラムやゲーム体験会を実施しています。これらの活動を通じて、参加者の学びを深め、新たなイノベーションの可能性を追求しています。

今回は、『枯山水』、お寺のお坊さん?になって、素敵な日本庭園を造っていく話です。発売と同時に売り切れ、増産が間に合わなくて入荷待ちになった人気商品です。ボードゲームの中でも和風のゲームは珍しい(と思う)ので、今日は、趣のある勝負をしていきましょう!


パッケージデザインは「渋い…」「渋すぎる」ということで、この時点で、期待できますね。よい日本庭園を造ろう!

初期配置。真ん中がお寺で、ここで徳を積んで、石をもらい、自分のお庭を完成させます。ちなみに、座禅をしたり人にカードを譲ったりすると徳を積むことができます。で、強奪すると徳がなくなります。そりゃそうだ。人生、徳を積むのは大事ですよね。

最初は、まっ平。さて、どんなお庭を作ろうか… 。

各自1枚、リアルなお寺カードを引いて、そのお庭を作ると高得点。

でもって、お坊さん?有識者?庭師でもないか、有名人は特別能力があります。

ちなみに、私はこんな感じ。千利休、円覚寺とか知っている人がよかった。まぁ、ほとんど知らないんだけどね。なお、大徳寺瑞峯院(だいとくじ ずいほういん)はこちら、重森三玲については、こちらよりお調べください。

ゲームスタート、なかなか幸先がよい。コケ(緑)は点数が高い!のでウキウキ!

順調に石(これも点数)を配置して調子に乗っていましたが、このあと、ものすごい苦戦することに… 苔がとれすぎた… 。

重森発動!強奪を防ぎました。重森、いいぞ!

そうこうしているうちにゲーム終了!ちなみに、私は… 4位。完全敗北。風流はわからん。ちなみに、優勝は、Oさん。Mさんに最後『徳を2つ』積んで、僅差の勝利、おめでとう!石3つ並べたり、目標の庭を完成させたり、石(水)の陣地が広かったりと抜け目ない戦いでした。すばらしい!!
以下は本日のみなさんの作品です!

枯山水の後は和風つながりで協力ゲームの『花火』をやりました。おっちょこちょいの花火師が協力して花火を打ち上げます!目標は16点!打ち上げるぞ!

途中を省略して、はい、完成!全部で21点でした。最初に青い花火がダメになってしまったので、逆に、あきらめがついたのが勝因ですね。なかなか優秀なのでわ?ということで、今回は、これにて終了!みなさん、今回もお疲れさまでした!

最後に『枯山水』に関する振り返り。

  • ゲームのルールは難しくなく取り組みやすかった。点数のカウント方法がたくさんあるので、ここは覚えるのが大変だった
  • おそらく、自分なりにゴールを決めてそれに向かってやりくりするのがゲームのおもしろさ。うーむ、自分は失敗だった
  • ゲームの進め方、徳を積む、石の置き方など、程よく違和感のない和テイストは心地よかった。ありがちな無理矢理作った和テイストは感じなかった
  • Kさんは、対称性が得点にならないのが納得がいかなかった様子。と言いながら、1人だけ対称性ボーナス取っていましたよね
  • 強奪もあったけれども、基本的にはバトル要素は少なく、カードの引き運もあって、「ほほー、そなたもなかなか趣深いお庭を作られますなー」みたいな平和なゲームでした
  • 基本、ビジネスボードゲームをやってきたので、目先の変わるおもしろいゲームでした。学び?は、和テイストがわざとらしくなく自然に組み入れるところでしょうか
  • ゲームとしてはタイル集め&配置ゲームですが、そんな無粋なことは言わずに風流なお庭を作りましょう!というわけで、今回は雰囲気楽しみました。たまにはこういう雰囲気のあるゲームもよいですね


私たち日本イノベーション協会 コンテンツ研究部ボードゲーム班では、今後も定期的にコンテンツ体験会を開催していきます。研修プログラムの体験会や本格的なボードゲーム、ビジネスに役立つシミュレーションゲームまで、幅広く楽しめる内容を提供していく予定です。次回の開催もぜひお楽しみに!
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

イベントの詳細についてお知りになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一般社団法人日本イノベーション協会
代表理事
岩田徹

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