2025年1月22日(水)に当協会主催イベント「コンテンツ体験会 – 『松下幸之助 理念経営実践ゲーム』から経営の本質を学ぼう!」を実施いたしましたので、ご報告いたします。
私たち日本イノベーション協会では、コンテンツの研究と創造を目的に、定期的に研修プログラムやゲーム体験会を実施しています。これらの活動を通じて、参加者の学びを深め?、新たなイノベーションの可能性を追求?しています。
ということで、本日は「松下幸之助理念経営実践ゲーム」に挑戦しました!参加者それぞれが事業部長となり、自分のビジネスを率いて社会に貢献するというコンセプトのボードゲームです。しっかりとした箱や印刷から、このゲームに込められた本気度が伝わってきます。
また、コンテンツ研究部 ボードゲーム研究班 班長の手作り(?)ルールメモも便利で、ゲーム進行をスムーズにしてくれました。
ゲーム全体のイメージはこんな感じ。世界を股にかけてビジネスを展開していきます。営業チーム、契約獲得をお願いします!
こちらがプレイヤーの手元です。営業、仕入、製造に人員を配置して事業を運営します。
どんな配置が最適なのか…バランス重視か、あるいは特定の分野に特化するか、悩ましいところです。
ゲーム中盤では、日本を拠点に世界に向けてビジネスを広げていきます。遠い地域の攻略方法を考えるのも楽しい課題です。採用活動が思うように進まず、人材の大切さを実感しました。
ゲームを進める中で、社員が増え、各事業も活発に!Mさんの仕入れが快調な一方で、営業はやや出遅れ気味。その結果、製造部門に注力することになりました。気づけば「岩田製造事業部」として奮闘していました!オラオラオラオラオラ!モノ作りだぜ!
ゲーム終盤では、世界中の顧客から感謝される場面が増え、感謝のカードを仲間に贈り合う姿も。協力プレイの醍醐味を味わいました。あざす!あざす!あざす!
個々の力を蓄えた後は、社内会議を活用してチーム全体での勝利を目指します。序盤は不安もありましたが、後半で見事に逆転し、大勝利を収めることができました!
PS. 余興で「ワードスナイパー」やりました
ゲーム後には余興として「ワードスナイパー」もプレイ。これも大いに盛り上がりました。Mさんの圧勝です。脱帽。
ゲームを実施した感想、振り返り
- ゲームの設定やルールは、ちょうどいい複雑さとシンプルさがあって、ビジネスパーソンにはわかりやすい内容でした。ただ、ビジネスに慣れていない学生には少しイメージしにくいかもなと思いました。
- ゲームとしてしっかり楽しめたし、ビジネスの話もできて、バランスがちょうどよかったです。難しすぎるとゲームに集中しすぎて、ビジネスの方が疎かになりがちなので、このくらいがちょうどいいですね。
- 今回はゲーム的には余裕をもって勝てた感じでした。ルールをしっかり理解していたことと、協力プレイの雰囲気がちゃんとできていて、みんなで全体のために動けたからだと思います。でも、いつもこんなにスムーズにいくとは限らないですね。やっぱり「利他の精神」が大事だなと改めて感じました。
- 経営会議って超大事です。普段はそれぞれ自分の仕事を頑張るのも大事ですが、ここ一番ではしっかりコミュニケーションをとって、全体最適を目指してリソースを融通するのが鍵だと思いました。
- 営業、仕入れ、製造、どれも同じくらい大事で、バランスが大切ですね。偏りすぎるとダメなんだなと実感しました。
- 誰かが自分の利益を優先したり、何かが極端に上手く進まなかったりすると、たぶん負けそうな気がしました。契約を取る、高額商品を作る、採用を進める、使命感を持つ、ここぞというときに会議に時間を使う——どれも重要なんですよね。
- 意外と「感謝」も大事です。ここ一番で、結構、効いてきます
- これらを自然と感じられるゲームでした。最後に、ありがちな「説教っぽい雰囲気」が全然なかったのも良かったです。取り組みやすかった!楽しみながら色々と学びが得られて、いい体験ができました!
私たち日本イノベーション協会 コンテンツ研究部ボードゲーム班では、今後も定期的にコンテンツ体験会を開催していきます。本格的なボードゲームから、ビジネスに役立つシミュレーションゲームまで、幅広く楽しめる内容を提供していく予定です。
今回の体験会では、『松下幸之助 理念経営実践ゲーム』をプレイし、参加者の皆さんに好評をいただきました。次回の開催もぜひお楽しみに!
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。イベントの詳細についてお知りになりたい方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
一般社団法人日本イノベーション協会
代表理事
岩田徹